CLTパネル工法
CLTパネル工法とは/CLTの特徴
CLTとは、Cross Laminated Timberの略称でひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように
積層接着した木質系材料です。
厚みのある大きな板で、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。
断熱性や遮炎性、遮熱性、遮音性などの複合的な効果も期待できる材料です。
施工がはやい・軽い・地震に強い・火にも耐えるなどの特徴があります。
CLTの利用は、木材特有の特性を活かして戸建ての住宅のほか、中層建築物の共同住宅や
高齢者福祉施設の居住部分、ホテルの客室などに用いられています。
※上記の記載は、「一般社団法人日本CLT協会」の文章一部分を引用。⇒https://clta.jp/(一般社団法人日本CLT協会HP)
施工実績
【名称】津山信用金庫勝山支店新築工事
【竣工】2021年3月 【階数】地上1階 【面積】(建築)112.23㎡ (延床)108.27㎡ 【CLT利用部分】壁、屋根 【使用したCLT】41.60㎥ 【構造】木造(CLT造+集成材) 【用途】事務所(銀行の支店) 【防耐火要件】法22条区域 【所在地】岡山県真庭市勝山819-3 【設計】三和建設(株)、(株)ofa 【施工】三和建設(株) ((株)近藤組関連会社) |
特徴
・薄いCLTをプリーツのように折ることで柱の少ない印象的な空間になっています。
構造そのものが支店のアイコンとなる特徴のあるデザインです。
・屋根を支えるおおきなCLTの壁は、構造としての役割と共に、木の肌が美しく見えるようにデザインし
てあります。
・構造部材として、木版CLTと一般製材柱を組み合わせ、効果的なかつ効率に木の空間を造りました。
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